医薬品や化粧品の広告の定義

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インターネットをしていると、広告があるページがたくさんあります。

ファッションやビジネス、暗号通貨だけでなく、健康食品や化粧品の広告もあります。

そもそも広告とは何でしょうか?

医薬品や医療機器、化粧品についてはちゃんとした決まりがあるので簡単に解説したいと思います。

広告とは?

「薬事法における医薬品等の広告の該当性について」という平成10年に出された通知に定められています。この3つを同時に満たす場合に広告となります。

1.顧客を誘引する(顧客の購入意欲を昴進させる)意図が明確であること

2.特定医薬品等の商品名が明らかにされていること

3.一般人が認知できる状態であること

どういうことなのか説明します。

1.顧客を誘引する(顧客の購入意欲を昴進させる)意図が明確であること

お客さんに買ってもらうことが目的であることです。

買ってもらうことが目的ではなく、ただの情報提供であれば、1に該当しないことになるので広告にはなりません。

2.特定医薬品等の商品名が明らかにされていること

製品の名前が分かることです。「薬用化粧品〇〇」という製品があった場合、〇〇と名前を付けている場合は2に該当しますが、薬用化粧品というカテゴリだけの話をしているのであれば2には該当しません。

3.一般人が認知できる状態であること

これは、インターネット上に載せる、チラシを配る、など情報が人の手に渡る場合を示します。この場合、インターネットのPVが0であったとしても、ネットに載せた時点で3に該当します。

 

まとめると、

製品名を出して、買ってもらうことを意図して、ネットやチラシなどで情報を配ると広告になります。

シチュエーションは少ないと思いますが、お客様に買ってもらうことを目的として、インターネット上に情報を載せたとしても、具体的な製品名がなかった場合は広告となりません。

大抵の場合は製品名を載せた場合、広告に該当すると思いますので、薬事法や医薬品等適正広告基準を守らないといけないので、広告の表現に気を付ける必要があります。

参考条文

・薬事法における医薬品等の広告の該当性について(平成10年9月29日 医薬監148号)

Kazu
薬事法、医療健康ライター・コンサルのカズと言います。
外資系医療機器メーカーで薬事法(現薬機法)を10年使っておりました。
薬事法・景表法・医療法を踏まえ、医薬品、化粧品、健康食品、クリニックの広告の書き方について説明します。