比較したら違反!? 広告で他社製品を誹謗・比較はしないこと!

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自社製品のアピールをするには、他の製品と比較する方が分かりやすいと思います。

ですが、化粧品や医薬部外品、医薬品では他社製品との比較や誹謗(悪口を言うこと)は禁止されています。

その理由と比較できる特殊な例について説明します。

なぜ比較してはダメなのか?

ルールで決まっているからです。(ストレート)

医薬品広告適正基準という、医薬品などの広告のルールがあります。

その中に、

「他社製品を誹謗する広告を行ってはならない」

としっかり記載されています。

 

このルールによりますと、誹謗の例として次のようなものを上げています。

①品質等について実際の物より悪く表現する

例)「他社の口紅は流行遅れだけれども、この製品は最新です」

解説)流行遅れという、悪く言う表現を使っている

②事実について表現する

例)「他社製品は旧式の製造法だけれども、この製品は最新の製造法です」

解説)製造法について事実ではあるが、自社品の方がいいという誹謗をしている。

 

また、比較についても直接的な名指しによる批判はもちろんですが、間接的な批判もダメです。

つまり、医薬品だからこれは治るけど、基礎化粧水では治すことはできない、というような大きなカテゴリとしての批判もダメです。

比較することができる例

実は、比較をする方法が一つだけあります。

それは、過去の自社製品に対して比較することです。

その対象となる製品を明確にすることで、他社品を比較しないようにすれば大丈夫です。

「当社のこれまでの製品XXに比べて〇〇は30%よくなりました」

のような表現が可能です。

まとめ

他社製品の比較や悪口を言うのはやめましょう。

 

根拠

・薬生監麻発0929 第5 号 平成29年9月29日 医薬品等適正広告基準の解説及び留意事項等について

・医薬品広告適正基準 9他社の製品の誹謗広告の制限

「医薬品等の品質、効能効果、安全性その他について、他社の製品を誹謗するような広告を行ってはならない」

Kazu
薬事法、医療健康ライター・コンサルのカズと言います。
外資系医療機器メーカーで薬事法(現薬機法)を10年使っておりました。
薬事法・景表法・医療法を踏まえ、医薬品、化粧品、健康食品、クリニックの広告の書き方について説明します。