今年もインフルエンザを避けよう! インフルエンザまとめ2018年11月版

Pocket

11月になり、そろそろ冬がやってまいりました。

忘年会やクリスマス、年が明けたらお正月、とイベントがたくさんあり、色々な人と会うことも多いのではないでしょうか。

年末にかけての多くのイベントをこなすためには風邪やインフルエンザにならず元気に過ごしたいものです。

インフルエンザの情報が細切れに流れているので、インフルエンザの回避策からかかってしまった時の対応まで情報をまとめました。

シーズンが終わるまで無事で過ごせるように、一度確認しましょう!

1. 2018年11月はまだピーク前

インフルエンザはどれくらい流行しているのでしょう。

薬局サーベイランス日報の統計によりますと、2018年11/5~11/11の一週間で推定患者数が約1.2万人でした。1)2)

昨年ピーク時である2018年1/29~2/4の一週間で推定患者数が約193万人でした。1)2)

ちなみに、この人数は薬局で薬が出された数から推定しています。

ピークではこれから、です。

2. 風邪の症状の違い

「かかったことがないから、インフルエンザになっても分からないよね」

という声を聞きます。

高熱か全身症状が出たら疑ってください。

具体的な症状はこういう感じです。3)

・38度以上の高熱

・関節痛

・筋肉痛

・全身倦怠感

・急に症状が悪化

要するに、全身に症状が出ます。

風邪と共通している症状は、のどの痛み、鼻汁、咳、です。風邪は全身に症状が出ないことが多いです。

たまに高熱にならなくてもインフルエンザの時がありますので、全身に症状が出たら病院で検査した方がいいと思います。(筆者は37度でインフルエンザでした)

3. インフルエンザの回避策はシンプル

インフルエンザの回避策はシンプルなものしかないです。3)

・ワクチンを打つ(効果には少し時間がかかるので流行前がよい、今がベストタイミング)

・手洗いをしっかり行う(アルコールがベター)

・栄養をとってたくさん寝る

・部屋の湿度を50~60%に保つ

・人混みに行かない

 

耳をすますと、

「最後が無理だ」

という声が聞こえてきます。

人混みがなぜダメなのか、インフルエンザになる理由から考えてみましょう。

主な感染ルートは二つです。4)

・感染している人のくしゃみや咳で出るしぶきを吸い込む(飛沫感染)

・感染している人のつばや鼻みずがドアノブやつり革などを介して手に付着する(接触感染)

満員電車など、人が多いところに行くのを避けると、感染ルートを避けられます。

だから人混みは無理でも避けるべきです。

仕方なく人混みに行くときの回避策は、外から帰ったらすぐに手を洗うこと(接触感染防止)、不織布マスクをつけること(飛沫感染防止)です。

できる人はリモートワークしましょう。

会社行かなくてもリモートで結果出した方が効率的。

4. 休む期間の目安は5~7日

インフルエンザになった時に休む期間の目安をざっくりまとめると、発症した翌日から5日です。

学校に通っているお子さんがなった場合、

「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては3日)を経過するまで」5)

です。

注意するのは、発症した日は0日扱いということ。

翌日から数え始めます。

熱がすぐ下がれば翌日から5日間でよいです。

でも、熱が下がっていなければ下がってから2日です。

発症して10日後に熱が下がったら、さらに2日休ませましょう。

 

大人の場合、ルールはないです。

一般的にお医者様や会社から5~7日休めと言われることが多いと思います。

インフルエンザになったのに、

「そんなの関係ないから今すぐ来い!」

と、言われたら、それはブラック会社ですので、回復したら迷わず転職しましょう。

 

ちなみに、インフルエンザになってしまった証拠として、インフルエンザの診断キットで陽性反応が出た写メを撮ることも、お医者様によっては認めてくれます。(写真がキットです)

ダメもとでお医者様と会社に聞いてみましょう。

診断書代が浮くかもしれません。

5. インフルエンザになったらマスクしてるか寝る

インフルエンザになってしまったら、自宅で安静にするしかありません。

家族がいる方はうつさないように自宅でもマスク、一人暮らしで仕方なく買い物で外に出ないといけない場合も必ずマスクをしましょう。

人にうつす可能性は減らせます。

高齢者の方や、妊婦さん、特別な病気になって体の免疫力が低下している人がインフルエンザになると、致命的になりかねません。

咳が出るのにマスクが面倒だからと言って、マスクをしないのはわがままです。

咳が出るのなら風邪でもマスク。

咳エチケットは大切です。

咳が出るのにマスクをしない人は、歩きたばこをしている人と変わらずかっこ悪い。

人への配慮ができる人は、病気でもかっこいい。

6. インフルエンザになったら軍事訓練だと思え

「家族にうつしたらどうしよう」

「仕事が遅れて職場のみんなに周りに迷惑をかけるなあ」

インフルエンザになってしまったら、色々考えて落ち込んでしまうかもしれません。

ですが、なってしまったものはしょうがないです。

「疲れない体を作る免疫力6)」、という免疫力について書かれている本の中で、著者の安保先生が面白いことを仰っています。

「何か負荷がかかって、そこからリカバリーを図る時に、体の機能はより強く鍛えられる」

「風邪もひかないような生活を送っているのなら、インフルエンザが流行った時などわざわざ流行っている場所に出向いてかかってみるのも悪くない」

「体は熱を上げて、リンパ球総動員でウイルスを攻撃し闘っているのです。治った暁には免疫力が高まっているでしょう」

先生のように、積極的にインフルエンザになれとまでは言いませんが、インフルエンザになってしまったのなら落ち込まないで、開き直って休みましょう。

あなたの体は、インフルエンザウイルスとの闘いを通して、あなたのために軍事訓練をしているのです。

もっと大変な病気にならないように。

 

参考情報

1)国立感染症研究所 インフルエンザ流行レベルマップ

https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html

2)薬局サーベイランス日報

3) 厚生労働省 インフルエンザQ&A

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html

4)厚生労働省 新型インフルエンザ入門

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/inful_nyumon.html

5)学校保健安全法施行規則

6)疲れない体を作る免疫力(p197-198) 安保徹著

Kazu
薬事法、医療健康ライター・コンサルのカズと言います。
外資系医療機器メーカーで薬事法(現薬機法)を10年使っておりました。
薬事法・景表法・医療法を踏まえ、医薬品、化粧品、健康食品、クリニックの広告の書き方について説明します。