株式会社GSD 景表法違反で措置命令

株式会社GSD 景表法違反で措置命令
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株式会社GDSが販売する、「IONイオンMEDICメディックO-RELAオーリラ」について、消費者庁は景表法違反で措置命令を出しました。

空気清浄機のようなものを設置するだけで、ウィルス等を99.9%除去するという宣伝をしていたようです。

なぜ違反になったのか簡単に説明します。

どう表示していたのか?

自社サイトやAmebaブログで下記のような表現をしていました。

「【オーリラ】は黄色ブドウ球菌・腸炎ビブリオ菌・サルモネラ菌・レジオネラ菌を始めとするウィルスのほとんどを30分から90分で不活性化し、ウィルス除去への抜群の効果を発揮します。つまり、【オーリラ】はウイルス感染の予防に最適であるということ。『予防ワクチンがない』『効果的な治療薬がない』『6カ月未満では重症化しやすい』そんなウイルスには、マスクや手洗いだけの予防から、空気そのものを洗うことでの予防へ。ぜひご検討ください!

「新型コロナウイルスについて」、「新型コロナウイルスについて、皆さんはどのような予防策をご存知ですか?」、「現在、スーパーではマスクの品切れが発生しています。でも、赤ちゃんはマスクをする事ができません。実はマスクをする事も大切ですが・・・『うがい手洗い 』 が 、、、、いちばん効果的!!!」、「今こそ頼りになるのは、イナスイオンオーリラのパワーです!!」

などと表示していました。

何が違反なのか

資料を見ますと、

あたかも、オーリラ208のマイナスイオンの発生量は2000万個/cm³以上、オーリラ209Nのマイナスイオンの発生量は1000万個/cm³以上であって、本件2商品を使用すれば、本件2商品によって発生するマイナスイオンの作用により、オーリラ208は50畳の空間、オーリラ209Nは20畳から30畳の空間において、PM2.5、花粉、黄砂等を分解する効果、黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオ菌、サルモネラ菌及びレジオネラ菌を不活性化する効果、ウイルス感染を予防する効果、浮遊するインフルエンザウイルスを99.9%除去する効果、脱臭効果、並びに新型コロナウイルス感染を予防する効果が得られるかのように示す表示をしていた。

とのことです。

 

消費者庁から科学的根拠の提出を求められ、資料を提出しましたが、残念ながら納得のいく根拠を提出できなかったようです。

実際には99.9%除去する能力がなかったと思われます。

 

一番の原因は新型コロナについてのパンフレットも作成していたことと思われます。

消費者庁は新型コロナを謳う製品にかなり神経質になっているように見られます。

オーリラも新型コロナを謳っていたため、消費者庁からチェックが入ったものと思われます。

新型コロナに良いと宣伝するのは科学的根拠がある場合を除いて止めた方が良いです。

まとめ

空気を綺麗にするという発想には賛同ですが、科学的根拠のあるしっかりした製品と根拠を持ってから販売をする必要があります。

参考資料

・株式会社GSDに対するに対する景品表示法に基づく措置命令について

(令和3年3月31日) 消費者庁

https://www.caa.go.jp/notice/entry/020408/