萬祥株式会社のジュエル 景表法違反で措置命令

萬祥株式会社のジュエル 景表法違反で措置命令
Pocket

首からかける空気清浄機「Jaiaile(ジュエル)」を販売していた萬祥株式会社が景品表示法違反で措置命令を受けました。

きちんと実験も行いデータはとっていたようですが、違反となりました。

なぜ違反になったのか簡単に説明します。

どう表示していたのか?

楽天市場などで、下記のような表現をしていました。

 

・Jaiaile パーソナル空気清浄機日々の空気をよりキレイに

・-ion100万/cm3

・花粉除去率99.9%

・PM2.5除去率99.9%

 

などと表示していました。

首から下げる、充電可能な空気清浄機、除去率は99.9%と高いものだったようです。

何が違反なのか

資料を見ますと、

「本件商品から発生するマイナスイオンの作用により、いつでもどこでも、様々な場面で、身の回りの空間の花粉、PM2.5などの浮遊物を除去し、空気を清浄にする効果が得られるかのように示す表示をしていた」

とのことです。

消費者庁から科学的根拠の提出を求められましたが、残念ながら納得のいく根拠を提出できなかったようです。

提出したデータが、実際の使用環境下ではなく、実験レベルであったことが主な原因です。

 

また、「※実験データであり、実際の使用環境での性能を保証するものではありません、ご了承ください。」

という打消し表現もしていましたが、見せ方として十分でないと判断されました。

表示していた文字のサイズは他と同じサイズでしたが、文字が薄くなっていてわかり辛くなっていたことが理由の一つとして挙げられると思います。

 

消費者庁に真摯に向き合ったせいか、今回は措置命令のみで終わっています。

まとめ

実際の環境下で実験を行わないと、著しく優良であるとみなされ、景表法違反となります。

首から下げるだけで空気がきれいになることを屋外で証明することは難しいかもしれませんが。

参考資料

・萬祥株式会社に対する景品表示法に基づく措置命令について

(令和3年1月15日) 消費者庁

https://www.caa.go.jp/notice/entry/022763/

Kazu
薬事法、医療健康ライター・コンサルのカズと言います。
外資系医療機器メーカーで薬事法(現薬機法)を10年使っておりました。
薬事法・景表法・医療法を踏まえ、医薬品、化粧品、健康食品、クリニックの広告の書き方について説明します。