レック株式会社 景表法違反で措置命令をうけて取り消し訴訟に

レック株式会社 景表法違反で措置命令をうけて取り消し訴訟に
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バルサンで有名なレック株式会社が販売する、「ノロウィルバルサン」について、消費者庁は景表法違反で措置命令を出しました。

スプレーをするだけで、空気中のウイルスを除去する製品のようです。

なぜ違反になったのか簡単に説明します。

どう表示していたのか?

自社サイトや楽天市場で下記のような表現をしていました。

クロラス酸で空間除菌目に見えないウイルス・菌を99.9%除

・空間の気になるウイルスに効く

・空気中のウイルスに対する除菌効果はありますが、あくまで対策としてご利用ください。

・空間のウイルス除去・除菌

などと表示していました。

何が違反なのか

資料を見ますと、

空間に噴霧することで、含有されるクロラス酸の作用により、リビング等の室内空間に浮遊するウイルス又は菌を99.9パーセント除去又は除菌する効果が得られるかのように示す表示をしていた

とのことです。

 

消費者庁から科学的根拠の提出を求められ、資料を提出しましたが、残念ながら納得のいく根拠を提出できなかったようです。

また、打消し表示についての指摘もありました。

レック社の対応

現在、ノロウィルバルサンはレックのサイトなどでの購入はできません。

しかし、レック社は取り消し訴訟と執行停止を求めるために全力で戦うようです。

レック社が所持する科学的データに自信があるのでしょう。

取り消し訴訟を行うのはあまり例がないので、経緯を見守っていきたいと思います。

参考資料

・亜塩素酸による空間除菌を標ぼうするスプレーの販売事業者2社に対する景品表示法に基づく措置命令について

(令和3年4月9日) 消費者庁

https://www.caa.go.jp/notice/entry/023821/