早くて長く効くのがいいけれど

早くて長く効くのがいいけれど
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医薬品等の効果の早さや長さはデータがあればピールしたいところです。

こちらは承認されていることであれば、言いたいことを言うことができます。

ですが、ルールがありますので解説します。

基本は、常識の範囲を超えないことです。

 

絶対ダメな表現

「すぐ効く」

「飲めば効き目が3日続く」

 

なぜダメなのかというと、医学・薬学上に認められている範囲を超えているからです。

もしかしたら世の中にはあるかもしれませんが、行政側はないと考えています。

 

速効性-どれだけ早く効くかの表現-

承認された範囲内であれば、早く効くと書くのは問題ないです。

ただし、承認された範囲でもこれらの表現はダメです。

 

  • 強調表現

例えば、ヘッドコピー・キャッチフレーズとして使う

「早く」という言葉を1広告中に2回以上使う

  • 剤型等の比較

「液剤だから早く効く」というような表現のことです。

  • 使用前・使用後的表現の中で作用時間を明示又は暗示するもの

「新幹線の新大阪で痛んで東京で治っている」

というような表現です。

2時間強で痛みが治ることを暗示するのでダメです。

こういう表現を使う人がいるかは不明ですが、医薬品等広告適正基準に似たような表現が事例として挙がっています。

 

持続性-どれだけ長く持つか-

承認された効能効果等の範囲で説明可能です。

ちゃんとしたデータがあれば1日は大丈夫です。

 

ビタミン剤などの徐放性製剤が有効成分が徐々に放出されるので効力が長い、という表現は根拠がなければダメです。

 

参考資料

医薬品等広告適正基準

(7)効能効果の発現程度についての表現の範囲

Kazu
薬事法、医療健康ライター・コンサルのカズと言います。
外資系医療機器メーカーで薬事法(現薬機法)を10年使っておりました。
薬事法・景表法・医療法を踏まえ、医薬品、化粧品、健康食品、クリニックの広告の書き方について説明します。