イオニアカードPLUS 景品表示法違反で措置命令

イオニアカードPLUS 景品表示法違反で措置命令
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「首から下げるだけでウイルスを寄せ付けない」

そんなアイテムがあったらほしくなりませんか?

残念ながら、そのような宣伝をしていながらも効果が認められなかったため、消費者庁より措置命令を受けた製品があります。

なぜ違反になったのか簡単に説明します。

どう表示していたのか?

イオニアカードPLUSについて、このように宣伝していたようです。

・「カードを身につけるだけで空気のトラブルからあなたを守る」、「花粉」、「アレル物質」、「ウイルス」、「PM2.5」、「タバコのニオイ」及び「これらは、ぜんそくや鼻水・鼻詰まり、目のかゆみなどの原因に。インフルエンザには、二次感染のリスクもあります。『イオニアカード』は、そんな”空気のトラブル”からイオンの力であなたを守ります。」

一言でまとめると、

「身に着けるだけで、菌、花粉、ウイルスを100%寄せ付けない」

ように表現していました。

 

・身に着けている人から半径1.5Mの円が表示され、イオンが花粉などから守ってくれるような映像

 

・目がかゆいのがなくなった

・鼻水が止まった

花粉を完全に防いだから、ということなのでしょう。

何が違反なのか

資料を見ますと、

「本件商品を身に着ければ、本件商品から発生するイオンの作用により、本件商品から半径1.5メートルから2メートル程度又は半径1.5メートル程度の身の回りの空間における花粉及びPM2.5を除去し、本件商品を身に着けた者にウイルス、菌等を寄せ付けない効果が得られるかのように示す」

とあります。

データ上では8,9割は防ぐことができるデータは所持していたようです。しかし、100%防ぐことができるような表現をしていたことが問題だったようです。

そのため、科学的証拠としては不十分なため、措置命令が出されました。

まとめ

今のWEBサイトを見る限り、電源のいらない空気清浄機として、指摘を受けて適切な表現に変えたようです。

データをちゃんと取り販売をしているのでしたら、消費者に嘘はつかないように気を付けて適切に宣伝していただきたいです。

参考資料

・Salute.Lab株式会社に対する景品表示法に基づく措置命令について(令和2年12月22日) 消費者庁

https://www.caa.go.jp/notice/entry/022529/

Kazu
薬事法、医療健康ライター・コンサルのカズと言います。
外資系医療機器メーカーで薬事法(現薬機法)を10年使っておりました。
薬事法・景表法・医療法を踏まえ、医薬品、化粧品、健康食品、クリニックの広告の書き方について説明します。