株式会社シーズコーポレーション 景表法違反で措置命令

株式会社シーズコーポレーション 景表法違反で措置命令
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株式会社シーズコーポレーションが販売する「seeds糖鎖」について、消費者庁は景表法違反で措置命令を出しました。

いわゆる健康食品なのですが、認知症に効くなど、病気の治療に使えることを宣伝していたようです。

なぜ違反になったのか簡単に説明します。

どう表示していたのか?

楽天市場の自社サイトにて下記のような表現をしていました。

・糖鎖+PSで脳を活性化!認知症のリスクを軽減します。

・脳神経細胞の退化を予防し、アルツハイマー型・脳血管性認知症の症状が改善される『脳機能活性栄養素』です。

・PS(ホスファチジルセリン)は様々なお悩みに効果が期待されています

・「認知症予防」、「めまい」、「難聴」、「物忘れ・冴え」、「耳鳴り」、「記憶力・集中力」、「発達障害」、「意欲向上」

他にも、商品の同梱冊子において、「さまざまな症状に・糖鎖栄養素」と題し

・ガン、アレルギー症・花粉症、喘息、糖尿病、老化、アルツハイマー病、認知症、関節リウマチ、不妊症、高血圧、脂質異常症、精神疾患、肝機能障害、感染症、膠原病、甲状腺障害、胃潰瘍

に効果があると宣伝していたようです。

何が違反なのか

資料を見ますと、

本件商品を摂取するだけで、本件商品に含まれる糖鎖栄養素等が身体の細胞に作用することにより、疾病の治療又は予防の効果が得られるかのように示す表示をしていた

とのことです。

 

消費者庁から科学的根拠の提出を求められ、資料を提出しましたが、残念ながら納得のいく根拠を提出できなかったようです。

治療に使えうことができる製品はそもそも医薬品、という扱いになるので科学的根拠を示すことはとても難しいです。

また、健康食品なのに、病気の治療に使えることを謳うのは、薬機法違反でもあります。

まとめ

健康食品で病気の治療を謳うことはできません。

基本中の基本です。

参考資料

・株式会社シーズコーポレーションに対するに対する景品表示法に基づく措置命令について

(令和3年5月14日) 消費者庁

https://www.caa.go.jp/notice/entry/024139/