履くだけで脚が細くなるソックス 景表法違反で措置命令

履くだけで脚が細くなるソックス 景表法違反で措置命令
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株式会社トラストが販売する下着、について、景品表示法違反として課徴金命令が出されました。

ヴィーナスカーブというガードルと、ヴィーナスウォークというソックスです。

なぜ違反になったのか簡単に説明します。

どう表示していたのか?

自社サイト「BeautyMarket」にて、下記のような表現をしていました。

 

・いま業界で話題沸騰中の“加圧式”脂肪燃焼ソックス

・自宅で履くだけで常時トレーニング状態!?

・自宅で簡単! 毎日履くだけで憧れのモデルのようなスラッと美脚に!

 

なお、「※効果の感じ方には個人差があります。効果効能を保証するものではありません」

という、よくある打消し表現も行っていました。

何が違反なのか

資料を見ますと、

「これらの製品を着用するだけで、著しく脚が細くなる効果が得られるかのように示していた」

とのことです。

履くだけで足が細くなるという科学的根拠を示せなかったため、今回の課徴金命令が出されました。

また、打消し表現もしていましたが、見せ方として十分でないと判断されました。

 

また、

「履くだけで痩せる、足が細くなる」

というのは基本的に薬機法の観点からもアウトです。

 

悪質とみなされたようで、今回は課徴金命令が出されています。2製品合計で6,000万円を超えています。単純計算で10億以上売れたようですね。

まとめ

別の記事でも書きましたが、身に着けるだけで痩せるものは医療機器の扱いになりますので、医療機器でない時点で法律違反です。

表現には気を付けましょう。

参考資料

・株式会社トラストに対する景品表示法に基づく課徴金納付命令について

(令和2年10月23日) 消費者庁

https://www.caa.go.jp/notice/entry/021665/

Kazu
薬事法、医療健康ライター・コンサルのカズと言います。
外資系医療機器メーカーで薬事法(現薬機法)を10年使っておりました。
薬事法・景表法・医療法を踏まえ、医薬品、化粧品、健康食品、クリニックの広告の書き方について説明します。